はやり目(流行性角結膜炎)とは
アデノウイルス感染によって生じる結膜炎です。
感染すると、5日~10日の潜伏期間の後、涙や眼脂が出る、まぶしい、といった症状が現れます。
結膜の強い充血やまぶたの腫れが出現し、症状の強いときは、痛みを伴う場合もあります。
感染力が強く、集団感染の原因となります。
学校保健安全法により、感染力がなくなったと医師が判断するまでは学校へ出席できない疾患に指定されています。
当院での感染拡大対策について
感染拡大の予防のため、以下のことを実施しています。
受付時に、はやり目の疑いのある患者様は、専用の待合スペースで診察を待っていただきます。
家族にはやり目と診断された人がいる、学校や職場ではやり目が流行している等、感染の疑いのある患者様はお申し出ください。
院内での感染を予防するために、はやり目の患者様が院内に滞在する時間を短くする必要があります。
そのため、はやり目の患者様は、受付の順番よりも早めに診察へご案内します。
検査機器を介しての感染を防ぐため、視力や眼圧の検査をしないで、医師の診察を受けていただきます。
はやり目と診断された患者様へは、看護師が感染拡大を予防するための注意事項を説明します。
皆様のご理解とご協力をお願いします。